ちびっ子リーグ(箕谷) 6戦目【D】 (2021/11/7 14:00 大沢小学校)
| 1 | 2 | 3 | TOTAL | |
|---|---|---|---|---|
| 枝吉パワーズ | 4 | 3 | 3 | 10 |
| 北神戸スピリッツ | 0 | 0 | 2 | 2 |
- ちびっこリーグ第6戦。
今回の試合のテーマは、 試合に出るための準備や気持ちを作って望めるか。
少年野球において、試合の勝敗を左右する要因の1つはメンタルコントロール。
自分の結果だけに固執せず、チームプレイが出来るか。という事が今回のテーマだ。
初回、ヒットやエラーを絡め1点を先制。
その後、2アウト2・3塁から6番バッターのタイムリーにより2点を追加した。
1ヒットで2点を取るという走塁がしっかりとチームに根付き始めている。
そして、 送球間の進塁。
バッターランナーが次の塁を狙う気持ちを持ち、2塁進塁をしっかりと実践していた。
ヒットを打つと少し安堵してしまうものだが、状況把握を怠らず、次の塁を狙う積極的な姿勢が見られた。
そんないつもとは違う姿から、勇気ある一歩を踏み出し、成長を感じさせてくれる1プレイだった。
その後も、四球を絡めて追加点をあげ、優位に試合を進める事が出来た。
そして最終回にガッツあふれるプレイが飛び出す。
1アウト3塁からのショートフライ。
相手野手の捕球体勢の状態を見て、そこからタッチアップを試み、ヘッドスライディングでホームイン。
次のプレイへの準備と一瞬の勇気がもたらした1点。
闘志あふれるプレイでもぎ取った1点は、チームの士気を最高潮へと押し上げた。
この執念は、今後接戦を取るために必要な要素になってくるだろう。
試合を通して、集中を切らす事なく声を掛け合う。
試合への入り方や気持ちのコントロールが徐々に出来るようになってきている。
チーム一体が戦う集団へ。
その片鱗を覗かせた。
【チームを支える影の立役者】
三振して、悔しくて涙がこぼれ落ちそうになりながら、ベンチへ戻る君。
自分の結果が出ずに悔しかっただろう。
今にも泣き出しそうな気持ちをこらえながら、チームのために出来る事を考え、自分の想いを仲間へ託す君の姿があった。
試合に出れていない時でも、今自分に何が出来るのかを考えてチームのために献身的に動いてくれている。
大きな声で仲間を励ましたり、コーチャーズボックスで全力で腕をまわしたり。
そんなメンバーがいるからこそ、他のメンバーは勇気をもらえたり、俺がアイツの分までって気持ちになれるのだと思う。
誰かのために頑張れるってなかなか出来る事ではない。
そんな頑張っている姿は、
監督、コーチはちゃんと分かっている。
ちゃんと見ているからね。
いつもチームのためにありがとう。